新しい論文が出版されました
by Keiichi Fukaya
木本植物の個体数を網羅的に推定した研究がNature Communications誌に掲載されました。
- K. Fukaya, B. Kusumoto, T. Shiono, J. Fujinuma and Y. Kubota (2020) Integrating multiple sources of ecological data to unveil macroscale species abundance. Nature Communications 11:1695.
大規模に蓄積された生態調査記録や種の分布記録を統合する階層モデルを構築することで、日本の自然林に分布する1,200種以上の木本植物の個体数が約10km平方の解像度で推定されました。広域の種個体数分布が明らかになったことで、地域固有の種分化率の推定や国内レッドリストの体系的な評価が可能となりました。
論文はどなたでも自由に閲覧できます。
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